「悼む人」終わりました。疲れた…。

読んだ疲れもある。
けどなにより、静人が悼む行為に理由がないというばかりかいろいろなルール作るからよけいにしんどい。
どうせならそんなルール作らずに、感情の赴くままに悼む行為をしてくれたらまだ納得がいったかな。
しかもちゃっかり結ばれちゃったりして。
静人にはそういった欲求も捨てて旅をづつけて欲しかった。
これでは偽善的ととらえる気持ちに傾いてしまうと思う。
最後には別々の道を行くことになった二人だけど、旅を続けるなかに「悼む」行為のほかに別の理由なんかが見えたりしてしまうので少し興ざめしてしまう。
静人は自分の道を貫いてくれると思ったのに。
ちょっと惚れたのに。

「悼む人」は私の読みたい話ではなかったです。
本の煽り文で満足しておくべきだったかもしれない。
勝手に話を想像してしまった私も私だけど…。


次は「20世紀少年」いけるかな?
漫画喫茶か、古本か、立ち読みか。どれも長期戦になる予感。
そういえば今度はKさんが5連休…。
寂しいです。寂しいです。

コメント

ミッキー
2009年3月3日11:18

彼は巡礼者ですよ。 
でも生身の人間で、聖人君子ではないですね。
だから多くの読者が、身近に感じるのではないですかね。

陸
2009年3月4日19:34

「巡礼(じゅんれい)は、聖地を巡るという宗教的行為のことを指す。」

なるほどですね。はっきりとした宗教感覚がないのでよけい理解できないのかもしれませんね。
それでも…それでも…!とブレない部分をさがしていたのですよ。
でもなんだかあっさり変わっちゃってあららと思ったりして。
実際にいたら「なんだそれだけか」と失望してしまいますよ。


というか…ミッキーさんこんな悲しい感想日記にコメントありがとうございました…。
陸

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