猫を抱いて象と泳ぐ/小川 洋子
コブクロの話題だけで終わらすのはしゃくなので「猫を抱いて象と泳ぐ」の感想も今日の日記にねじこんでおきますね。

おおざっぱに言うとチェスプレイヤーの話なのですが、残念ながらチェスはおろか将棋すらまともにさせない私には「リトル・アリョーヒン」のさすチェスの美しさや盤上に広がる無限の宇宙とやらも全く想像ができませんでした。

そればかりか物語中盤まで何回も「リトル・アヒョーリン」と読み間違える始末。

読んじゃってすみませんでした。

チェスにくわしい方にはもっと壮大なスケールで描かれているとわかる物語だったのかもしれません。


そもそも「リトル・アリョーヒン」の時点で気付くべきでしたが、作者は日本人なのに海外文学のような雰囲気をもつ作品です。
私はどうも海外ものとは相性が悪いらしくなかなか最後まで読み進められないことが多いのですが例にもれずこの作品も序盤は苦戦しました。
なんとか読み切ってほっとしてます。

「リトル・アヒョーヒン」の人生もあっけなく幕をとじることになりますが、彼の人生は本当に最初から最後まで何かの下に埋もれているようで果たして幸せだったと言えるかどうか。

というかせめて、チェスのルールくらいは分かってたらなぁ。。。。


すねの皮膚を唇に移植したら唇からすね毛がはえることってあるのだろうか。
ここらへんはぜひとも壮大なファンタジーであってほしいです。

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陸

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